クローヴァキッズデンタル

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悪い舌癖を改善!口腔筋機能療法

  • 土曜も
    診療
  • 中原駅
    徒歩4分
  • 女性医師
当院では
MFTのトレーニング
定期的に行っております。

当院ではMFTのトレーニングを定期的に行い、
毎回カメラに残し前回との比較をし
次回までのトレーニングのポイントを
お話ししています。
MFTをしていく中で矯正治療が
必要になる方にはレントゲン写真などの
資料から診断、
矯正治療がスタートします。
トレーニングの方法は舌を動かす方法、
ガムのトレーニング、あいウベ体操、
りっぷるくんなどを指導しています。

MFT (口腔筋機能療法)
とは?

MFTを行うことで、口腔周囲筋を正常な環境に整えます。

MFT(口腔筋機能療法)とは、歯列を取り巻く口腔周囲筋の機能を改善する、訓練法です。つまり、歯並びに関係している舌、唇、頬などの口腔周囲筋を、正常な環境に整えることです。
お口の外側には唇や頬、内側には舌があります。いつも唇が開いていたり、舌が口からはみだしていたりすると、筋肉の圧力により歯が望ましくない方向に移動し、歯並びが悪くなります。また、歯の矯正治療を行っても、筋肉からの圧力がそのままの状態だと、歯が元の位置に戻ってしまいます。MFTは、これらを防ぐために必要な矯正治療の1つです。

舌癖について

日常生活の中で、夢中になって本を読んだりテレビを見ているときに、口をポカーンと開けて上下の歯の間に舌が出ていたり、飲みこむに舌を突き出し、歯を押すような動きをすることがあります。これを舌癖と言います。舌壁のある人は、いつも舌が口の中で低い位置や前方にあり歯を押してしまいます。そのため、出っ歯になったり、歯と歯の隙間が開いたり、上下の噛み合わせが悪くなることがあります。

舌癖の原因

  • 口を開けて息をする
  • 舌の裏のひもが短い
  • 指しゃぶりをしている
  • 顔の形や歯並び(遺伝)により舌壁ができやすい

唇と舌が正しい姿勢位にないと、どうなる?

皆様は普段、お口をポカーンと開けていませんか?口呼吸になっていませんか?舌はいつもどの位置に置かれていますか?
上の歯に当たっていたり、下の歯に当たっていたり、または下に落ちていませんか?
このような悪習慣が続くと、歯並びが悪くなるだけでなく、次のようなトラブルにつながります。

舌癖が原因で起こる
トラブル

  • 01

    発音、滑舌が
    悪くなる

  • 02

    食事中に
    くちゃくちゃと
    音が出る

  • 03

    いびきをかき
    やすくなる

  • 04

    風邪をひき
    やすくなる

  • 05

    口臭が
    きつくなる

  • 06

    歯周病に
    なるリスクが
    高まる

MFTの訓練内容

MFTには3つの要素があります。
これらの要素のうち、特に「③唇と舌の正しい姿勢位の訓練」は、
歯並びに大きな影響を与えるとされています。

1個々の筋肉の訓練
舌、唇、咀嚼筋など、それぞれの筋肉の機能改善をはかります。筋肉の力を強めるだけでなく、緊張しすぎている筋肉をリラックスさせ、全体的に調和のとれた状態を目指します。
2咀嚼・嚥下・発音・呼吸
の訓練
これらの動作をする際、口腔周囲筋がかける筋圧を適正化し、正しく動作ができるようにします。
それと同時に歯並びの悪化を防ぎます。
3

唇と舌の
正しい姿勢位の訓練

リラックスしたときに「唇と舌がいつも正しい位置にある」ことを目指します。
「正しい位置」とは「筋肉が歯並びに悪影響を与えない位置」です。
※「姿勢位」とは、安静時における唇や舌の位置のことです

MFT(口腔筋機能療法)の
トレーニング法の実例

ベーシックエクササイズ

  • 1
    ファーストタン
    ・スキニータング
    舌をたいらにしたり、
    とがらせたりする
  • 2
    ティップアンド
    スティック
    スティックを口の前で持ち、舌の先をまっすぐにとがらせ、強く押す
  • 3
    ミッドアンド
    スティック
    スティックを舌の真ん中に置き、舌の力をいれて上に持ち上げる
  • 4
    リップトレーサー
    口を開けて、舌の先でゆっくりと上くちびるをとめる
  • 5
    ガーグルストップ
    上を向き口を大きく開けて、ガラガラうがいとして、止める

舌を正しい位置に
キープするためのトレーニング

舌が普段触れるべき部位を確認させ、覚える。少量の水を2分間程度キープする。開口状態から舌尖を切歯乳頭付近(上顎前歯の後方)に強く触れる動作を、10回を1セットで1日数回行う。
前歯の裏側のプクッとした膨らみが切歯乳頭です。きちんと触れているか確認しましょう。

正しい飲み込み方を覚えるスラープスワロー

舌の上あごに吸い上げ、ストローをかむ。口の横の方からスプレーで水を入れ、吸い込んで飲み込む。
※飲み込む時に奥歯をかむ
※飲み込む時にくちびるを閉じないこと

舌をいつも上あごにつけておくポスチャー

舌の先をスポットにつけ、ストローを5分間噛む。
※くちびるは閉じていること

実際の症例

症例1
  • 2019.12.3

  • 2020.3.15

  • 2020.7.29

  • 2024.7.16

症例1(トレーニング)
  • MFT初回

  • MFT開始から5年後

症例2
  • 2020.6.23

  • 2022.11.25

  • 2023.3.22

  • 2024.7.19

症例3
  • 2018.2.28

  • 2020.1.21

  • 2021.7.17

  • 2024.7.20

症例4
  • 2018.2.28

  • 2018.6.20

  • 2019.1.7

  • 2024.9.2

3ヶ月に1回のトレーニングを実施

噛み合わせとからだの力のバランスケア

咬み合わせは
全身のバランスのひとつです

良くない習慣・癖

  • 01

    頬を手に当てて
    寝る癖

  • 02

    頬杖をつく

  • 03

    うつ伏せで寝る

  • 04

    舌を巻き込む

  • 05

    顎で頭を
    支えて読書

まずは、からだを
歪ませる悪い生活習慣に
気づくところからスタート

咬み合わせが悪いと全身の姿勢が歪みます。姿勢の歪みは、咬み合わせを歪ませます。からだの歪みは結果が原因になって歪みの悪循環を引き起こします。まずは、からだを歪ませる悪い生活習慣に気づくこと、その生活習慣を改めることが、からだのバランスケアの第一歩です。力のバランスケアを改善する方法は、矯正治療や、咬み合わせの治療だけではありません。まず第一に患者さん自身の日常生活の姿勢、睡眠姿勢、唇や舌の悪い癖あるいは噛み癖の改善です。
当院では、患者様に寄り添い最適なプランをご提案致します。お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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